那波社長との出会いは20年前。

ひまわり市場にパンを卸しかつて仕事をともにしました。

その後、高山さんは東京の有名店などでパン作りを修業し、山梨に戻ることを知り那波社長が声をかけました。

那波秀和社長

那波秀和社長:
「高山さんが焼くパンめちゃくちゃおいしかったから、いつか帰ってこいと言ったら本当に帰ってきたので。うちに来る、俺と頑張るなら(工房を)建てないとと覚悟を決めた。(高山さんのパンは)パン好きだったらみんなうなってくれると思う」

パン部門リーダー 高山洋祐さん:
「昔こっちにいた時の思い出が残っていて、(社長から)なんとかしてあげるからとお声をいただいて、そういう長い年月をかけても那波さんは人間として温かい人だと思いました」

思いと心意気がつまった「歴史的パン工房」が山梨のパン業界に新たな風を吹かせるかもしれません。

那波秀和社長:
「腕利きのパン職人たちが最高の小麦を使ってひまわり市場の食材を使って焼くパン、食べてくださった方には間違いなく伝わるかなと思っているので、ぜひ1度来ていただければうれしい」