青森市の企業が学校の災害対策に役立ててもらおうと、県内全ての県立高校などに発電機を寄贈しました。

発電機を寄贈したのは青森市に本社を置き、県内の学校に電子機器を導入する事業などを行う「ビジネスサービス」です。

ビジネスサービスは2025年、会社の設立50周年を記念して、県内全ての県立高校や特別支援学校など、あわせて72か所に1台ずつカセットボンベ式発電機の寄贈を決めました。

26日に行われた贈呈式で、宮下知事は「保存性のいいガスを燃料とする発電機はいざというときに大いに活躍できる」と話し、感謝を述べました。

ビジネスサービス 山下雄二 社長
「学校では、なかなか災害に対する費用の確保が難しいのではないかと思い、少しでも足しになればと考えた」

寄贈された発電機は7月から順次、各校に届けられます。