一関市千厩町千厩の小山美紀さんが作っているのは「かんなくず」を材料にしたアートフラワーです。

小山さんの職場でもある実家は、昔ながらの自社による木材加工にこだわる工務店。

住宅の建設に使う化粧柱を仕上げる際に出るかんなくずを素材に、小山さんは2024年からアートフラワーを作っています。

(小山美紀さん)
「これはアカマツっていう種類で、白くてちょっと透明感があるような感じで、結構バラには向いているかなって思います」

主に使う素材はアカマツやヒノキ、スギでそれぞれ香りや木肌の色、風合いが微妙に異なります。

(小山美紀さん)
「(作っているときも、はい。すごく香りがどんどん立ってきますね)そうですね。なので何だろう。私も癒やされながら作業するので、何かやめれなくなるんですね。なんか止まらなくて、ずっと作り続けてしまう」

夜、1人になった時間に作り始めるとあっという間に3、4時間経ってしまうことも珍しくないといいます。