松井市長「建設は短時間でやれるので十分間に合う」

 1400万円という莫大な費用をかけて喫煙所を設置しても、変わらない喫煙者のマナー意識。本当に2025年までに市内全域での路上喫煙禁止を実現できるのか?松井市長は次のように考えを述べた。

 (大阪市 松井一郎市長 11月9日)
 「場所さえ決まれば建設期間は非常に短時間でやれるので、(喫煙所整備は)十分間に合うと思っています。吸う人も吸わない人も共存できるエリアを目指していきたいと思っています」

 残された時間は2年あまり。財政も限られる中、市が思い描くタバコの煙のない街の実現はまだ手探りの状態だ。