コーヒー色素の吸着に優れている「歯磨き粉」が完成し、26日に販売が始まりました。原材料には、廃棄されるホタテの貝殻由来の成分が使われています。

26日に発売された「ゆきの木ハミガキパウダー」は、ホタテ貝由来の成分を高濃度に配合したパウダータイプの歯磨き粉です。

この成分は、食品の色素の吸着、除去の効果に秀でていて、特にコーヒーの色素の吸着に優れているのが特長ということです。

十和田市の化粧品メーカー「ゆきの木」と、青森県産業技術センター弘前工業研究所が共同で開発し、廃棄されるホタテの貝殻を有効活用した製品です。

ゆきの木 岩城利英子 代表
「1年半かかりましたけれども、やっと販売開始というところで、お待ちいただいた皆さまにお届けできることがうれしいです。ヒドロキシアパタイトを主原料として、たった5種類の自然派の原料で作り上げています。青森県人としては、ホタテガイ由来のものを使いたいと思いました」

この歯磨き粉は、八戸市の長瀬荒物店のほか県内3か所、また、ゆきの木のオンラインサイトでも販売されています。