日本原燃は青森県六ヶ所村にある低レベル放射性廃棄物の埋設センターで、26日から3号施設での埋設作業をはじめました。

日本原燃は、低レベル放射性廃棄物の3号埋設施設を2025年3月に操業していて、26日から埋設作業を始めました。

ドラム缶には、全国の原子力発電所で発生した金属類などの低レベル放射性廃棄物をコンクリートで固めたものが入っています。

3号施設には、2032年までに21万1200本分を埋設できる設備が完成し、順次受け入れることになります。

日本原燃 埋設事業部 近江 正 事業部長
「原子燃料サイクルが少しずつ動いていくためには、3号埋設設備で原子力発電所から発生する低レベル放射性廃棄物を、しっかり埋設できる設備が存在することが原子燃料サイクルを進めていくのに必要」

低レベル放射性廃棄物の埋設センターは、2号施設が5月に満杯となっています。