ではいったい何なのか 私たちの知らない自然の不思議

果たして、この不思議な実は「トマト」なのか?植物の生態に詳しい専門家に確認してもらうと…

(倉敷市立自然史博物館 学芸員 鐵慎太朗さん)
「なかなか難しいんですけど、見た感じはトマトではなくて、ジャガイモの実かなと思います」

【画像⑧】

(記者)
「あ、トマトではない…?」
(倉敷市立自然史博物館 学芸員 鐵慎太朗さん)
「トマトではないです」

正体はジャガイモの実!?実は、私たちが普段食べているジャガイモは、「地下茎」と呼ばれる茎の部分です【画像⑨】。

実はこれとは別に地上につくもの。天気や植えられた時期などが影響し、ジャガイモの収穫期である5月から6月にかけて、ごく稀にできるといいます。

【画像⑨】

トマトに形が似ている理由は…

(倉敷市立自然史博物館 学芸員 鐵慎太朗さん)
「似ているのはある意味当然で、トマトもジャガイモもナス科というナスと同じグループの植物なので」

実は、これら【画像⑩】は全てナス科の野菜。葉や実の部分が同じような形になるのは、不思議ではないというのです。

【画像⑩】