コンビニやスーパーなどでも目にする機会が増えた「プロテイン入り食品」ですが、様々なジャンルで新たな商品が登場しています。
スーパーでも「自社ブランド」プロテイン
まず覗いてみたのは大手ドラッグストア『ウエルシア』江東平野店(江東区)。

プロテイン入り商品を50種類以上取り揃え、自社で開発したプロテイン入りのお菓子や魚肉ソーセージも販売。
▼「大事なからだに大豆スナック高たんぱく ビーフコンソメ味」(45g・170円)
▼「うまみがギュッ!食感プリッと!お魚ソーセージ」(60g×2本・213円)

中山店長:
「健康志向の高まりや、栄養補給の面を含めた食品として人気・需要が高っている」
関東を中心に展開するスーパー『オーケー』でもプロテイン入り商品の取り扱いが年々増え、みなとみらい店(横浜市)ではプロテインコーナーを設置。
自社オリジナルのプロテイン「WHEY PROTEIN ココア味」(1050g・3479円)も開発しています。

他にも『ファミリーマート』からは、たんぱく質の摂取を目的とした専用ドリンク
▼「タンパクチャージ」(500ml・300円)

さらに、リプトンの紅茶を忠実に再現したプロテイン
▼「マイルーティーン リプトン MILK TEA ロイヤルミルクティー風味」(600g・4320円)が発売されるなど、市場はまさに最盛期を迎えています。

「タンパク質」足りない食生活
様々な会社がプロテイン入り商品に力を入れるのには、現代人の食生活に問題が…
管理栄養士・渥美まゆ美さん:
「プロテイン(たんぱく質)は『筋肉を鍛えるために取るもの』というイメージが先行しがちですが、たんぱく質は“体の全てを構成する原料”になる。食事量が少ない人、3食ちゃんと食べない人は、たんぱく質が足りていない食事になっている可能性がある」

そこで、街の人に1日の食事を見せてもらい渥美さん監修のもと「タンパク質の摂取量」を調べてみました。
30代女性・会社員
▼朝⇒紅茶(0g)
▼昼⇒鶏そぼろ弁当・サラダ・味噌汁・チーズ(約26g)
▼夕⇒チーズ餃子・キュウリ・ソーセージ・チーズ・おにぎり(約22g)
合計約48gで【1日の目安となる50g】を満たせていません。

3食しっかりの20代女性・会社員でも、計約37gと目安に足りず。
▼朝⇒ベーコンエピ(約11g)
▼昼⇒チキンカレー(約18g)
▼夕⇒野菜ラーメン(約8g)
