7月3日に公示される参議院議員選挙に向け、各政党の動きがますます活発になっています。

26日に熊本市を訪れたのは、立憲民主党の小川淳也(おがわ・じゅんや)幹事長です。集まった支持者などを前にした街頭演説では、物価高対策に全力で取り組むと訴えました。
立憲民主党 小川淳也 幹事長「食料品の消費税をゼロに、まずはこの負担の引き下げから、これをまず当面の物価高対策として全力をあげたいと思っています」
小川幹事長は、7月の参院選を「政権選択選挙」と位置付け、自民・公明両党の過半数割れを目指すと意気込んでいます。
立憲民主党 小川淳也 幹事長「この間の都議選もそうでしたが、自民党に対する信任は崩れ、地に落ちている。参院選は国運がかかっている、事実上の政権選択選挙であるという思いで取り組みたいと思っている」

一方、日本維新の会熊本県総支部は26日に役員会を開き、参院選の熊本選挙区について対応を正式に決めました。
日本維新の会 熊本県総支部 奥下剛光 代表「自主投票という形で熊本においてはさせて頂く」
日本維新の会熊本県総支部は当初、立憲民主党から出馬予定の鎌田聡さんを「自主支援」する方針を決めていましたが、その後、白紙撤回していました。
7月3日に公示、20日に投開票される参院選の熊本選挙区には、
◆自民党・現職の馬場成志さん(60)
◆立憲民主党・新人の鎌田聡さん(60)
◆参政党・新人の山口誠太郎さん(36)
が立候補を表明しています。