ことし9月に東京で開催される世界陸上。
男子200メートルで3大会連続出場を目指す、三重県松阪市出身の上山紘輝選手(26)の挑戦を追いました。

アジア最速の男は今、崖っぷち。陸上男子200メートル 上山紘輝選手。
(上山選手)
「このままでは戦える立ち位置にはいないと思うので、下から勝負するしかない。大事な日本選手権があるので、そこで一発かましたいと思います」
おととしのアジア王者は去年、男子200メートルで初のオリンピックに挑みましたが、結果は自己ベストを大きく下回り、順位は43人中37位。敗者復活ラウンドではさらにタイムを落とし、全く歯が立ちませんでした。
(上山選手)
「しっかり準備できていたと思っていたので、その結果が伴わなくて悔しい思いもしましたし『なんでだろう…』という悩みもありましたし、いろんな気持ちがありました」
