厳しい暑さが続く中、島根県出雲市の一畑薬師では、涼しげな風鈴の音色が参拝者をなごませています。

梅雨の晴れ間、青い空に軽やかな音色が響いています。

千葉県からの女性
「(小泉八雲が)目が悪くてここにお参りしたっていうのを聞いて、来てみました。涼しい感じします。」
東京からの女性
「インスタで見ました。良いですね、この季節ね。特にね、もう湿気も払ってくれそうで。」

一畑薬師の「風鈴まつり」はコロナ禍の外出制限の中、風鈴の短冊に寺が願い事を代筆して参拝した気持ちになってもらおうと、4年前に始まりました。
風鈴は奉納で年々増え5年目の今年は約1800個になっています。

一畑薬師・飯塚大幸管長
「風鈴はね、もとは魔除けって言われてますね。お薬師さんで健康の仏様だから、お参りに来た人が、やっぱりこの風鈴を聞いてリフレッシュして元気に帰って頂きたいと。」

寺は期間中、限定のご朱印も用意しています。
「風鈴まつり」は彼岸の中日に当たる9月23日までです。