政府の補助金で値下がりが続いていた青森県内の『レギュラーガソリン』は、中東情勢の緊迫化で9週ぶりに値上げに転じました。1リットルあたり169.5円で、来週も「値上がり」が予想されています。

資源エネルギー庁によりますと、23日時点の県内のレギュラーガソリン平均小売価格は1リットルあたり169.5円で、前の週から0.5円高くなりました。値上がりは9週ぶりです。

店頭価格は、政府が5月下旬から行う補助により下がり続けていましたが、中東情勢の緊迫化で原油価格が上昇し、値上がりに転じました。

政府は、6月26日~8月末まで1リットルあたり175円を超えた場合、新たな補助金を出すことにしていますが、23日時点の全国平均は172.8円となっていて、政府が目安とする額には達していません。

このため、価格を調査している石油情報センターは、来週も「値上がり」を予想しています。