タツノオトシゴのすぐ近くにも釣りのごみが・・・

タツノオトシゴ

タツノオトシゴの姿も確認できました。

今林隆史記者
「海藻の間をよく見るとタツノオトシゴがいました。そのすぐ下に金属製の釣りのごみが落ちています」

プラスチック製品などが次々と見つかりダイバーが回収していきます。

中には数メートルあるパイプも…

およそ1時間の海底の清掃で…

ダイバー
「瓶とかイカ用のエギ(餌木)とかがすごく多い」
「パイプだとかプラスチック類」
「人の出入りするような港には、あと釣り客がよく岸壁で釣られている。そこは多い」

今年もビニール袋やペットボトルのほか缶や釣りの道具などのごみが回収されました。

唐津マリンスポーツクラブ 浪口知記さん
「思ったよりあるなという印象ですね。ペットボトル一つにしても何百年先まで残ってしまうので、こういうのは我々しかできない、ダイバーにしかできない活動なので意義があるなと思っています。このイベント自体が無くなるのが一番理想ではあるんですけど、20年やってもまだまだ必要な活動かなと思っています」

タツノオトシゴが繁殖できる海を保全していくために。ダイバーによる海底の清掃は今後も行われる予定です。