長野市西部の「西山」と呼ばれる地域で、地元の特産品を使ったソフトクリームが相次いで発売され、人気を集めています。

長野市の「道の駅信州新町」。
6月上旬から発売されたのが、酸っぱいソフトクリーム。
その名も「梅ソフト」(1カップ400円)です。

山崎キャスターリポート:「しっかりと梅の酸味を感じます。さっぱりしていておいしい」
使われているのは6月に収穫の最盛期を迎えた地元特産の竜峡小梅。
まさに信州新町ならではのソフトクリームです。

しっかりとした梅の風味と酸味が残るように、なんと8年もの年月をかけて開発したのは…。
道の駅信州新町 高山隼さん:「こちらが今回の梅ソフトの原液、シロップになります。(中に入っているものは?)信州新町産の竜峡小梅」
この梅ジュースを牛乳などに混ぜて作ります。

道の駅信州新町 高山隼さん:「信州新町といえば梅。それを道の駅で気軽に楽しんでいただけるメニューということで開発しました。地域にこのソフトありと思ってもらえるようになればいいな」
今月上旬から販売を始め、お客さんにも好評です。
上田から:「おーうまい、うまい、うまいよ。後味もいいよ」
梅ソフトは、予想を大幅に超える売れ行き。仕込みが追いつかず、今月いっぱいでいったん販売を中断し、8月ごろの再開を目指しています。

山崎キャスターリポート:「道の駅中条です。今年の春に誕生したご当地ソフトが人気を集めているそうです」
店内にはおぶっこやジビエなどいろいろな商品が並びますが、こちらの人気のご当地ソフトはー。
道の駅中条 横畑輝駅長:「まめったいソフトです。まめったいはこの地域の言葉で元気なという意味なんですけど、それと「きな粉」の豆にかけて、まめったいソフトにしました。西山は西山大豆が有名でして、このおいしい豆を皆さんに知ってもらいたくて作りました」

山﨑キャスターレポート:「いただきます。牛乳のソフトに負けないくらい、きな粉の風味が強い。黒蜜の甘さもよく合う」
さらに先週、季節限定のソフトも発売。千曲市産のあんずをふんだんに使った「あんずソフト」(来月下旬まで)です。

道の駅中条 横畑輝駅長:「西山地域を知っていただくきっかけになればいいなと思っております」
ムシムシとした暑い季節、地元ならではの味覚を楽しめる「ご当地ソフト」。
地域の魅力発信にもつながっています。