今年、福島県内で発生したSNSを使った投資やロマンス詐欺の被害額は6億円を超えていて、去年の同じ時期と比べて1億3000万円あまり増えていることがわかりました。

「SNS型投資・ロマンス詐欺」は、SNSを使って嘘の投資話を持ちかけたり、恋愛感情を抱かせたりして金をだまし取るものです。県警察本部によりますと、5月までに県内で発生した被害は49件で、被害額はおよそ6億1700万円に上りました。これは、去年の同じ時期と比べて13件多く、1億3600万円ほど増えました。

被害者の年齢別の内訳は、20代から50代が8割ほどを占めていて、65歳以上の高齢者はおよそ1割となっています。

県警は、SNSやアプリで知り合った相手からお金の話をされたら、まず詐欺を疑い、警察に相談するよう呼びかけています。