25日の宮城県内は、午後8時現在曇りや晴れですが、午後からは南部から雨が降り出し、次第に県内全域で傘が必要になりそうです。大気の状態が不安定なため、局地的には激しい雷雨となる恐れもあります。

午前中は濃い霧も発生

朝は県内各地で低い雲や霧が発生し、視界が悪くなったところがありました。沿岸部を中心に今夜遅くにかけても濃霧による見通しの悪さに注意が必要です。

午後は雨雲が北上、雷にも注意

台風2号はきょう午前3時に熱帯低気圧に変わっています。熱帯低気圧周辺から流れ込む、暖かく湿った空気の影響で、天気は下り坂です。

仙台中心部では、午後2時頃から雨が降り始め、夜にかけて雨足が強まる所もありそうです。大気の状態が不安定なため、昼前から今夜遅くにかけては、急な強い雨や落雷、竜巻などの激しい現象に注意が必要です。

蒸し暑さに注意、熱中症対策を

25日の最高気温は、仙台で27℃の予想。これは平年より3〜4℃高く、雨で湿度も上がるため蒸し暑くなります。熱中症に十分注意しましょう。

また、25日夜から26日の朝にかけても気温はあまり下がらない見込みです。

週末からは真夏日が続く見込み

週間予報では、明日から金曜日にかけても雨が降りやすい状況が続きますが、金曜日の日中には、晴れ間も出て、最高気温は仙台で30℃まで上昇する見込みです。

土曜日以降は、太平洋高気圧の勢力が強まるため晴れの日が多くなり、仙台では連日30℃以上の真夏日となりそうです。熱中症対策がより一層必要になります。

7〜9月も暑さが続く

仙台管区気象台の3ヶ月予報によると、7月から9月にかけての平均気温は平年よりも高い見込みです。厳しい暑さが続いたり、残暑が長引いたりする恐れがあります。降水量は平年並みとなっていますが、梅雨末期の大雨には注意が必要です。