Jリーグが来シーズンから秋に開幕する=秋春制に移行します。開幕前に冷涼な気候として青森県内にキャンプを誘致するため、Jリーグのクラブが招かれた視察ツアーが24日に始まっています。
Jリーグが2026年に移行する秋春制では従来の2月~12月だったシーズンの期間が8月~翌年5月に変更となります。

そのためこれまでシーズン開幕前のキャンプは沖縄県や九州、四国などで行われてきましたが、夏でも比較的冷涼な気候として青森県に注目が集まり、J1町田などが関心を示しています。
これを受けて県内にJリーグクラブを招いた視察ツアーが始まりました。
「良いですね。普段使われているんですもんね JFLでね」
24日はJ1ガンバ大阪とJ2に所属するクラブの関係者が新県総合運動公園などを視察、芝の状態や練習器具、トレーニングルームなどを確認していました。
※J2クラブの関係者
「自然に囲まれていてサッカーに集中できそうな環境」

※J1G大阪の担当者
「今後北海道や沖縄ヨーロッパそちらの方にも視察をさせていただいた中で、キャンプ地を決定したい。明日にでもトップチームを連れて来れるようなそれくらいの環境が仕上がっているなと感じています」。

今回の視察では青森市のほか6つの市と町のグラウンドや宿泊施設を3日間かけて回ります。
※青森県交通・地域社会部 辻貴子さん
「様々な交流だったり、経済効果はもちろんなんですけれども、何よりも、県内のサッカーチームを応援するためにも、こういったことを取り組んでおりました」
視察ツアーは7月も実施され、Jリーグの3クラブが参加する予定です。