集めた資料を元に80年前の世界を「歌語り」の中に再現していきます。

これまで山梨出身の特攻隊員や広島の原爆などをテーマにしてきた山本さん。

歌語りを続ける中で沖縄戦はいつか作品にしなければならないテーマだったといいます。

山本さん:
「やっとそこにたどり着けるタイミングが今だった。きちんと取材を重ね一つの作品を作るのに準備が必要で(沖縄戦の作品を制作する)目標を作った」
「それが自分の区切りの年であり、戦後80年のタイミングだった」
「これが初演のスタート、初演があってから作品が育っていく」

物語の舞台となった沖縄県伊江島は米軍が上陸し、6日間の激戦が繰り広げられました。