SNS型ロマンス詐欺被害を未然に防いだとして、大分県佐伯市の金融機関の職員2人に警察署から感謝状が贈られました。
佐伯警察署から感謝状が贈られたのは、大分信用金庫佐伯支店の園田真大さん(41)と、渡町台支店の上野咲紀さん(34)の2人です。
上野さんは6月2日、店内でスマートフォンを操作しながらATMを利用していた男性に声をかけ、SNS型ロマンス詐欺の被害を防ぎました。
園田さんは6月9日、面識のない女性からワイン売買の投資を勧められたとして高額な融資を申し込んできたという男性に気づき、警察に連絡して被害を防ぎました。

(園田真大さん)「出金の理由を聞けば怪しい事案など未然に防げるかなと思いますので、引き続き意識をもって職務にあたっていきたい」
警察はSNSで知り合った相手からの投資話などは詐欺の手口なので相談してほしいとしています。