鳥取県米子市出身で競泳の元オリンピック選手・武良竜也さんが、鳥取市の小学校で特別授業を行いました。
鳥取市の米里小学校で行われた特別授業は、鳥取県が行うトップアスリート派遣事業の一環で、講師に元競泳選手の武良竜也さんを招きました。
武良さんは東京オリンピックの競泳、男子200メートル平泳ぎで7位に入賞するなど活躍し、去年4月に現役を引退。
現在は、イベントなどに参加し、自身の経験を伝えています。
授業はまず5、6年生への水泳指導から始まり、武良さんは手本を見せながら「手は逆のハートを描くように」など、平泳ぎの足や手の使い方の基本を教えていきました。
続いて、4年生以下も加わり模範泳法を披露したり、25メートル勝負の挑戦を受けたりして、プールは子どもたちの歓声と驚きの声に包まれました。
対決した児童
「最初のスタートダッシュから負けとった。」
「桁違い」
児童
「速く泳げる気がしました。参考になったので」
プールのあとは体育館で「夢を持つことの大切さ」をテーマに講演が行われ、武良さんは「夢を持つと今やるべきことが明確になって、仲間にも出会え人生が豊かになる」と、語りました。
児童
「自分も水泳を小さいころからやっているので頑張りたいと思いました」
「いま習っていることを頑張っていきたいと思いました」
武良竜也さん
「何かきっかけになることをちょっとでもつかんでもらえればいいかなと思ったんですけども、実際すごい多くの子どもたちが夢を持ってましたし、それをさらに発表できるところはすごいなと思いました」
元気いっぱいの子どもたちと触れ合った武良さん、逆にパワーをもらったようでした。