店頭への影響 あるスーパーでは

出水キャスター:
実際に、スーパーで売られているブラジル産鶏もも肉(100gあたり)の価格を調べてみました。

【スーパーマルサン(越谷花田店)】
・5月27日:75円
・6月23日時点:86円
→約1か月で約10円の値上げ

【スーパーマーケットセルシオ(和田町店)】
・2024年:68~78円
・6月23日時点:取り扱いをやめる
→国産鶏もも肉との価格差が縮まり、ブラジル産よりも国産を購入する人が増えたため

鶏肉の高騰でお惣菜価格にも影響が広がっています。

「惣菜・弁当のまんぷくや高砂店」では、2021年のオープン時と仕入れ価格を比べると、2倍ほど上がっていてるといいます。現在は高止まりしていて、鶏肉の惣菜価格を約1割上げているということです。

人気惣菜の『からあげ』は170円(100g)で提供していますが、担当者は「もっと値上げしたいが、お手頃価格の惣菜を売りにしているので、これがギリギリの値上げ」と話します。

スポーツ心理学者(博士) 田中ウルヴェ京さん:
鶏肉の需要が高くなっていると実感します。早い時間にスーパーに行っても、売り切れていることが多いです。

鶏肉は高タンパク質なのに脂質が少ないので、スポーツ選手だけではなく、ダイエットや健康のために食べる方が多くなったのかなと思います。

井上貴博キャスター:
私もタンパク質を摂取するときは豚肉、牛肉よりも鶏肉を選びます。

スポーツ心理学者(博士) 田中ウルヴェ京さん:
鶏肉は蒸したり焼いたりと料理の選択肢があるし、いろいろなジャンルの料理にも合いますよね。