梅雨の時期は湿度が高く、熱中症のリスクが高まります。甲府市にある山梨病院の内科診療部長・菅又渉医師に、梅雨時の熱中症対策について詳しく伺いました。

なぜ梅雨時期は熱中症に注意が必要なのか

山梨病院 内科診療部長 菅又渉医師


「人間は汗をかく動物で、汗で体温調節をしているんですけれども、湿度が高いとなかなか(汗が)蒸発出来ない、つまり体温のコントロールができない」

こう話すのは山梨病院の内科診療部長 菅又渉医師です。

菅又医師によりますと人間の体温調節の仕組みは、汗をかくだけではなく、その汗が蒸発することで体を冷やしています。
湿度が高い梅雨時期は汗の蒸発が妨げられるため、体温調節が難しくなるそうで、特に湿度が70%を超えている場合は注意が必要とのこと。