お母さん。ねえ起きて死なないで…

住民を巻き込んでの地上戦が展開された沖縄戦。その犠牲者は20万人以上。当時の沖縄県民の4人に1人が命を落としたといわれています。

「お母さん。ねえ起きて死なないで…」

凄惨な歴史を学び、若々しい感性で表現した学生たちに惜しみない拍手がおくられました。

(観客)
「戦争になったら大切な人がいなくなって悲しいなと思いました」
「(沖縄が)担ってきた役割とか私たちが生きている役割とか、そんなことをすごく感じられた時間になってありがたかったです」

(実行委員長 大田清音さん)
「自分たちの先祖は悲惨な戦争を必死に生き抜いてくれたからこそ、今ここに命があるんだということをあらためて感じましたし、沖縄県民以外の人、ここ津山の人にも昔こんな悲惨なできごとがあったんだよと深く感じてほしい」

戦争を知らない若者たちがつむぐ沖縄戦の創作劇。改めて平和の尊さについて考える80年目の「慰霊の日」です。

「はいシーサー」