鳥取市青谷で最高気温が34.1度、鳥取で33.1度など1日を通して厳しい暑さが続く中、22日鳥取市では90代の女性が熱中症の疑いで救急搬送されました。重症とみられています。
熱中症の疑いで救急搬送されたのは、鳥取市に住む90代の女性で、午前11時半すぎに自宅で倒れているのを発見されました。消防に入電時、女性の意識はあったということですが、重症だということです。
また、同じく鳥取市内では午前10時頃に自宅のベランダに居た80代男性が体調不良となり、熱中症の疑いで救急搬送されています。
このほか、21日には米子市の102歳の女性が自宅内で全身の倦怠感から動けなり救急搬送、倉吉市内では97歳の女性が屋内の高温多湿の状況下で嘔吐、体のだるさを訴えて救急搬送されるなど、高齢者の熱中症疑いによる搬送が相次いでいます。
厚労省は、「熱中症患者のおよそ半数は65歳以上の高齢者です。高齢者は暑さや水分不足に対する 感覚機能やからだの調整機能も低下しているので、注意が必要です。」と注意を呼びかけています。