現職・角田悠紀候補が考える人口減少・少子高齢化

現職・角田悠紀候補

「人口減少、少子高齢化、これ言われて久しくなってきた課題だと思っています一方でですね、やっぱり我々地方には今、顕著にこの課題が重くのしかかってきてるなと思います。

「特にですね高岡の場合は、商工業、産業に強い町としてこれまでその特異性を生かしてきたわけですけども、今は働き手の確保等々のですね、課題もそれぞれの企業の皆さんがお持ちであります。」

「行政としてはこれまでですね、いわゆる省力化、そういったところに対する支援も進めてまいったわけですけども、やはり、ものづくり、最後は人だと思っています。いかにしてこの街にたくさんの方々がいわゆる職を求め、また教育環境を求めてという形で、移住をしてくださる人を増やしていくか、これ大変大きい課題だとこれまで思っておりました。ありがたいことにですねこの2年間、自然減はなかなか抗えないわけですけれども、いわゆる社会増。出て行く人よりも入ってくる人の数、これ2年連続で今増加傾向にあります。」

「これまで移住定住、首都圏を中心にやっていたものを、高岡市独自に全国どこからでも高岡市に移住された方にはですね、支援金をご用意させていただいたり、様々な移住支援策等を打ってまいりました。それらが少しずつではありますが結果が出てきているのかなと思いますし、どうしてもですねこの移住者をやるというのは、日本国内における人口の奪い合いにも繋がる点もあります。なので私はこれは呉西圏域6市連携をしながら、働くのは高岡、住むのは射水でもいいと思っていて、互いに6市で人口を増やしていこうというような施策を、この6人の市長でですねこれから練っていきたいというふうにも思っております。」

「また高齢化社会ということでありますけども、私、高齢化が悪いことだとは正直思っておりません。元気な高齢者の皆さん、僕あんまり高齢者とは言わないんですけども、いわゆる元気なシニアの皆さん方をいかにしてですね、いろんなところで力を借りれる環境を作っていくかということが重要だと思っています。」

「これまで例えば介護施設にですね、シルバー人材センターの方々がいわゆる仕事を求めて入っていただいて、元気な高齢者が支えるそういった仕組みも作りましたし、今年度からは課題の多い学童保育に関しても、子育て応援シルバー隊っていうのを結成して、シルバー人材センターの皆さん方が研修を受けた上で、子供たちを見るその大事な大事な目になってもらう。こんな制度もスタートさせていただきました。」

「本当に僕もおじいちゃんおばあちゃん大好きなので、おじいちゃんおばあちゃんがこれからもですね、生き生きと暮らしていただけるそんな社会に高岡をしていくためには、例えば地域の市民協働型の交通であったりこういったところで、行きたいところに自分の住んでる場所から行ける、お友達誘って街の中に行ってお茶でもしてこようとかっていう、生きがいも作っていきたいというふうに思っています。」

「でもそのときには街中に用事がなければ人はなかなか出てきてくれません。なので、この高齢化社会においても、中心市街地の活性化や様々なことが繋がってくると思いますし、たとえ高齢者であったとしても、市役所に行くの遠いなとか、市役所までは行けないけども市民サービスを受けたいなと思われる方々のために、どこでも市役所というものと、いわゆる書かない窓口であったり市役所のデジタル化っていうことも進めてまいりました。」

「いずれは、それぞれの地域で市民サービスが受けれる交流センターやスマホ、パソコン、様々なもので相談も含めた市役所サービスが受けれるような体制を構築していきたいと思っております。それによって、自分の生活圏内、行動範囲内が狭くなったとしても、高岡市民として広く動ける若い世代と高齢者が、市民サービスを受けれる割合が違うなんてことがない不平等のない、誰にでも優しいまち高岡を目指していきたいと思っておりますし、でもそのためには、若い世代の方々の理解も必要だと思っています。」

「例えばおじいちゃんおばあちゃんがスマートフォンを使えない場合、おじいちゃん貸してと、それが家族だけじゃなくて、地域でもそういった支え合いができるような社会の構築というのが大事だと思いますので、若い世代とシニア世代が地元で交流できる、そういったこともですね今力を入れてやっておりますし、これ多分私の市長就任の間で一番地域の方々に喜んでいただいた新たな支援策だと思っておりますし、今年度は拡充もさせていただきました。」

「できれば、高岡市の全連合自治会の皆さんに使っていただきたいと思いますし、これを使ってもらうことで、今まで地域の自治会さんたちが悩んでいた担い手不足こういったところもですね、若い世代の意見を聞きながら、新しい地域自治に取り組んでいきたいなというふうに思います。」