救急車が来るまで、心臓マッサージ続けた…
駆け付けた水上先生も加わり、4人で男性を引き上げようと試みましたが、水を含んだ男性の体は重く、引き上げること自体、簡単ではありません。
男性をようやく用水路内の段差に寝かせ、水上先生が男性の胸に手を当ててみると、心臓が動いている様子はありませんでした。
野球部顧問 水上久山 先生
「これはまずいなっていうことがすぐわかりました。だから無心で心臓マッサージをしました。生徒たちは、これしたらどう?あれしたらどう?って言ってくれて、それに対しての指示をして、うまく連携できたかなと…」
生徒たちは気道確保のため男性の頭を持ち上げタオルをあてがいました。
水上先生は水が流れる用水路の中で立膝をつき、救急車が到着するまでのおよそ5分間、心臓マッサージ…
そして、男性と水上先生を励ますように支える男子3人組。

その後、男性は病院に救急搬送されましたが、意識も取り戻し、命に別状はありませんでした。














