大雨に備え、大分県由布市の河川敷で20日、警察と消防が合同で水難救助訓練を行いました。
訓練は大雨による災害が発生した場合、警察と消防が連携して迅速に対応できるよう毎年この時期に実施されています。
20日は大分南警察署と由布市消防本部から合わせて29人が参加し、由布市の河川敷で、川が増水し中州に人が取り残された想定で訓練を行いました。
参加者は専用の銃を使って中州にロープを渡したりボートで救助したりするなど、一連の手順を確認しました。

(大分南警察署・伊藤秀哲警備課長)「雨の多い時期になりますので、当然川が増水したり、また浸水する場所も増えてくると思います。命を守るため、そういう川には近づかないようにして頂きたい」
警察は「災害時に適切な対応を講じるため今後も定期的に消防と合同訓練を重ねる」としています。