19日、高岡鋳物の発祥の地、高岡市金屋町で町のさらなる繁栄を願う御印祭がはじまりました。

御印祭は、高岡市金屋町で400年以上続く伝統行事で、高岡を開いた加賀藩2代藩主・前田利長の遺徳をしのんで毎年、命日の6月20日に行われています。

前夜祭が行われた昨夜は、法被や浴衣などをまとった子どもから大人までの踊り手およそ500人が石畳の町を練り歩きました。

「エンヤシャ、ヤッシャイ」

町には、鋳物作りの作業歌として今日も歌い継がれている「弥栄節(やがえぶし)」の「エンヤシャ、ヤッシャイ」という威勢のいい掛け声響き渡り、訪れた外国人観光客などを魅了していました。

20日は午後から児童町流しなどが行われます。