JAXA=宇宙航空研究開発機構は8日に会見を開いて、7日に行われた日本の次世代型主力ロケットH3のエンジンの燃焼試験で「データは良好に取得できた」と説明しました。
(JAXA 岡田匡史H3プロジェクトマネージャ)
「計画していた主要な検証項目は良好に終了し、必要なデータを取れている」
JAXAは7日夕方、燃焼試験を行い、H3ロケットの本体に新型のメインエンジン「LE−9」を2基搭載して25秒間燃焼させました。
現在、主力ロケットとして20年以上運用しているH2Aは、成功率が97.8%と世界最高水準ですが、打ち上げ費用がおよそ100億円と、世界水準より3割ほど高くなっています。
H3は費用をおよそ50億円に抑え、運べる衛星の重さをおよそ1.3倍に増やす計画で、打ち上げビジネスにおける国際競争力を高める目的があります。
JAXAは、その打ち上げに向けた最終試験となる7日の燃焼試験で「データを良好に取得できた」と説明し、改めて年度内の打ち上げに意欲を示しました。
(JAXA 岡田匡史H3プロジェクトマネージャ)
「今は山頂まであと一歩。年度内には打ち上げたい。ロケットの燃料は水素だが、私たちの燃料は皆さんの応援なので、これからも応援していただければ、打ち上げに向かって頑張れるので、引き続きよろしくお願いします」
JAXAは、今後、燃焼試験で得られたデータの分析を進め、具体的な打ち上げ時期を決める方針です。
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