イギリスの中央銀行は、政策金利を4.25%のまま据え置くと発表しました。中東情勢の緊迫により原油価格が上昇する中、物価動向を見極める必要があると判断しました。
イギリスの中央銀行であるイングランド銀行は19日、政策金利を現在の4.25%のまま据え置くと発表しました。金利を維持したのは3月以来、2会合ぶりです。
委員9人のうち、ベイリー総裁を含む6人が据え置きに賛成した一方、3人が0.25%の利下げを求めました。
5月の消費者物価指数が前の年の同じ月に比べて3.4%上昇と、イングランド銀行が目標とする2%を上回る状況が続いています。
声明では、イスラエルとイランの交戦激化による中東情勢の緊迫化で「エネルギー価格が上昇している」と指摘。ベイリー総裁は「世界は極めて予測不可能だ」と懸念を示し、物価への影響に注意を払う必要があると指摘しました。
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