19日の宮崎県内は山沿いを中心に気温が上昇し、えびの市加久藤では35.6℃の猛暑日となりました。
美郷町北郷でホオズキを生産している農家からは、厳しい暑さによる作物被害を心配する声が聞かれました。
19日の県内は太平洋高気圧に覆われ気温が上昇。
えびの市加久藤は35.6℃と猛暑日を観測しました。
このほか、各地の最高気温は、高千穂町で34.8℃、美郷町神門と都城市で34.5℃などと、ほとんどの地点で真夏日となりました。
こうした中、美郷町北郷では、ホオズキ生産者の新田康志さんが、ハウス内の温度計が30℃超えを示す中、6月末の収穫に向けて、色づきを確認する作業にあたっていました。
新田さんによりますと、厳しい暑さの影響で、着色を促すホルモン剤の効果が薄まる懸念があるほか、アブラムシなどの害虫が繁殖しやすくなっているということです。
(ホオズキ生産者 新田康志さん)
「(薬を)散布する時期や時間を考えてやっているので、いい結果が出るように考えてやりたい」
この暑さは20日も続きます。
消防などによりますと、串間市の有明小学校で、授業でドッジボールをしていたところ、3、4年生5人が熱中症とみられる症状で病院に搬送されたということです。
この5人を含め、県内では、19日、10人が熱中症とみられる症状で病院に搬送されています。
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