地域活性化への期待を込めた寄付も 2027年度には着工か
白山市鳥越地区出身で、情報通信業のシステムサポート、小清水良次社長。今も実家に立ち寄るときはこの区間を通ると話しますが…。

システムサポート 小清水良次社長「若い頃からあの道路は危険だと思っていた。できることなら通りたくないけど小松から(鳥越方面へ)抜ける道路はあそこしかない」
この国道360号の整備に役立ててもらおうと小清水社長は先月27日、自身が代表理事を務める基金を通じて県に1億円を寄付しました。
システムサポート 小清水良次社長「ホワイトロードから白川郷まで行く、そういう観光客が増えてもおかしくない。単に防災で、住民の生活が便利になるだけじゃない、色んな可能性を持った道路になる」

県は2025年度中にトンネルの整備に向けた調査に着手する予定で、早ければ2027年度にも着工する方針です。