一部分を比較してみると…譜面の情報が正確に点訳されています。
山田さんが、この『点字楽譜』の世界を知ったのは33歳の時でした。

ラルゴ代表 山田由紀子さん
「利益を求めないといけないとか経済効率とか当然必要なことだけど、仕事をしている中で、そういったことをあまり考えないで出来る活動に興味を持ち、じゃあボランティアというのをやってみようと」

2か月間、点字の講習を受け、勉強を一から始めたそうです。

数人の目で確認が済んだら、点字専用のプリンターで印刷して依頼者に送ります。

こうして作られる点字楽譜。出版されているものは少なく、多くは山田さんたちのようなボランティアが手掛けています。過去には県の視覚障害者情報センターに点訳した楽譜を収めたこともあったそうです。