宮崎県新富町の航空自衛隊新田原基地所属のT4練習機が愛知県で墜落し、隊員2人が死亡した事故を受け、新田原基地近くの広場に献花台が設けられました。
先月14日、愛知県のため池に新田原基地所属のT4練習機が墜落し、第5航空団飛行群第305飛行隊に所属する井岡拓路3等空佐(31歳)と網谷奨太1等空尉(29歳)の2人が亡くなりました。
事故を受け、新田原基地は、19日、基地近くの新田原展望広場に献花台を設置。
訪れた人たちは亡くなった隊員を悼み、花を手向けて手を合わせていました。
(献花した人)
「亡くなられたパイロットの方に敬意を表して。毎日、日本を守ってくれているので、その方々が亡くなられたのがとても悲しくて花をあげに来ました」
「親御さんがすごく心痛だっただろうなと思ったら、献花くらいはしてあげなきゃと思って」
献花台は今月21日まで設けられ、午前9時から午後4時まで献花のみを受け付けています。
新田原基地は、寄せられた献花を今月22日に行われる葬送式で使用するとしています。