島根県邑南町は18日、町が所有する温泉施設で基準値を超えるレジオネラ菌が検出されたと発表しました。
この施設、今年4月に営業を再開したばかりでした。
レジオネラ菌が検出されたのは、邑南町の日帰り入浴施設「いわみ温泉霧の湯」です。
町によりますと、先週、水質調査のため施設が県環境保健公社に提出した検体から基準値を超えるレジオネラ菌が検出され、18日施設から町に
報告があったということです。
この施設は1998年に開業しましたが、収益の悪化で3年前に休業。
その後、江津市の一般社団法人が指定管理者となり、施設を一部改修して今年4月に営業を再開したばかりでした。
レジオネラ菌検出を受け、町は、男湯と女湯を18日から当面、利用休止にしました。レストランは通常通り営業するということです。
現在のところ健康被害は確認されていませんが、町では、施設の利用者で体調不良がある人はすぐ連絡してほしいとしています。