福岡市動物園と高校生が連携し、動物の飼育環境の改善を図る事業が始まりました。
高校生が自動餌やり器を作ります。

18日、福岡市中央区の福岡市動物園では動物園と博多工業高校による連携事業の1回目の活動が行われました。
この事業は、動物園の飼育環境を改善するために高校生がオリジナルの製品を作るもので、福岡市動物園では初めての取り組みだということです。

今年度はタイマー機能を使ってゾウにエサを与えるための自動給餌器などを製作することにしていて、エサの形状の確認やスケジュールなどについての話し合いが行われました。

博多工業高校 自動車工学科 月原康太郎さん
「元気なゾウさんがもっと元気な状態で過ごしていけるように僕たちも全力を出して頑張っていきたいと思います」

博多工業高校 電子情報科 古賀獅隆さん
「夜にエサをあげるということだったので飼育員さんの負担とかも減らしていきたい」

自動給餌器は今年12月に完成する予定で、メスのゾウの寝室に設置されるということです。














