18日は、広島県内各地で、ことし1番の暑さになりました。まだ、体が暑さに慣れていない時期のため、熱中症になりやすくなっています。

近藤志保 気象予報士
「きょうは午前中から30℃を超えていた広島市中区です。この時間も強い日差しが照りつけています。ときおり吹く風が生暖かく感じられます」

今週は、日本の南にある夏の高気圧が張り出し、梅雨の時期ですが、晴れの天気が続いています。上空には暖かい空気が流れ込み、最高気温は、三次市で33. 9℃、安芸太田町加計で33. 5℃、広島市中区で32. 0℃となり、各地でことし1番の暑さとなりました。

まちの人たち
「真夏みたいで、急に…。梅雨はいつ始まっていつ終わるのか…なさそうですね」
「(Q.ことしの夏はどうですかね)どうでしょうね。本当に暑くなりそうな気配がしますね」

広島市では、熱中症特別警戒アラートが発表されているときに、暑さをしのげる「クーリングシェルター」として、あわせて171の施設が指定されています。中区のアステールプラザでは、アラートが出ているときはもちろん、出ていないときも、誰でも利用できるスペースが開放されています。

アステールプラザ 松本航太さん
「熱中症特別警戒アラートが出た際に、クーリングシェルターとしてこの情報交流ラウンジを開放させてもらいます。一般開放されている場ですので、どなたでも出入りしていただけますと幸いです」

あすもよく晴れて、きょうよりも気温が上がる見込みです。県内では、熱中症の危険度が1番高い「危険」のレベルが予想されている地域もあります。引き続き、適切に冷房を活用し、こまめな水分補給をするなど、対策をしながらお過ごしください。