SNSで知り合った相手からワイン売買の儲け話を持ちかけられ、大分県佐伯市に住む50代男性が、およそ624万円をだまし取られました。

警察によりますと、男性は4月上旬、インスタグラムを通じて、女性の写真が掲載されたアカウントを見つけて興味を持ち、LINEアカウントを追加。やり取りを重ねるうちに恋愛感情を抱くようになりました。

その後、相手からワイン売買で利益を出しているLINEグループを紹介され、「2010年限定ワインは貴重で、20日ほどで10倍以上に値上がりすると予想される。オークションではもっと高く売れる」と儲け話を持ちかけられます。

話を信用した男性は、ワインの購入代金などを要求され、6月5日までの6回にわたり、指定された口座に約624万円を振り込みました。

何度も現金振り込みの要請があることに違和感を覚えた男性が警察に相談し、詐欺と発覚しました。

警察はSNS型ロマンス詐欺事件として捜査しています。