日本銀行高松支店は香川県の景気について、「持ち直している」と判断を引き上げました。
日銀高松支店は、今月11日に発表した香川県の景気判断で、先月までの「緩やかに持ち直している」という表現から「持ち直している」と上方修正しました。
アジア圏からの直行便の増便で、観光客数が前の年を上回るなど、インバウンドが個人消費を押し上げていることや、瀬戸内国際芸術祭、県立アリーナでのイベントなどでサービス消費が増えていることなどを挙げています。
また、今後の見通しについて、アメリカの関税政策の影響は不確実性が高いとしたうえで「いまの状況が維持されれば持ち直しが継続される」としています。