17日の大分県内は梅雨の晴れ間が広がり各地で気温が上昇。日田では34.3度と猛暑日一歩手前の暑さとなり熱中症にも注意が必要です。
(日田市で)「暑いです。扇風機を使っても足りなくて冷却パックを買ってもそれでもまだ暑くて汗が止まらない」「これから夏本番になるのに本番がどうなるのか心配」

強い日差しの影響で16日に続き厳しい暑さに見舞われた17日の県内。最高気温は日田市や豊後大野市犬飼で34度に達するなど県内15の観測地点のうち12地点で真夏日となりました。
関東や九州の一部では今シーズン初の熱中症警戒アラートが発表されたところもありました。
熱中症警戒アラートは翌日に危険な暑さが予想される場合に発表されます。2024年、県内での発表は50回に上ります。また、危険な暑さが予想される場合には「特別警戒アラート」が発表されますが、県内を含めて全国でもこれまでに発表例はありません。

改正気候変動適応法に基づき、大分市では民間施設を含めた36か所をクーリングシェルターに指定しています。このうち公共施設の26か所は特別警戒アラートの発表時には休館日でも開放されることになっています。
(大分市環境対策課・渡辺知哉さん)「熱中症特別警戒アラートが出ると熱中症被害が発生する可能性があるのでご自宅にエアコンがない人とかご利用してもらいたい」
県内では13の市と町で157か所がクーリングシェルターに指定されています。
県内は18日も気温が上がり、日田市などの内陸部では猛暑日に迫る暑さが予想されています。こまめな水分補給やエアコンの適切な使用などで熱中症予防を心がけてください。