大分と台湾を結ぶ直行便について、佐藤知事は県内からの利用が低調にあるとして秋以降の就航継続に向け運航スケジュールの変更を含めた調整が必要との見解を示しました。
4月に就航した大分と台湾を結ぶ直行便は、毎週水曜日と土曜日に1往復ずつ運航しています。

佐藤知事は17日の定例会見でこれまでの搭乗率は80パーセント前後と好調に推移する一方で、大分から出発する日本人の利用が低調だと明らかにしました。直行便は10月25日まで運航される予定で、佐藤知事は継続に向けて運航スケジュールの変更を含め「工夫の余地がある」と言及しました。
(佐藤知事)「利用状況によって冬期の便を続けるのか続けないのかという判断にもつながってくる。これからさらに工夫の余地があると思う」
大分空港から利用する日本人はビジネス客が中心でスケジュールが合わないと福岡空港の便を利用する傾向にあるということです。