北アルプスの常念岳で、神奈川県の71歳の男性がバランスを崩して転倒し、腕の骨を折る大けがをしました。

大けがをしたのは、神奈川県秦野市に住む71歳の農業の男性です。

安曇野警察署によりますと、男性は、16日の午後1時半ごろ、常念岳から下山する途中で、標高およそ2400メートルの常念乗越(のっこし)付近で、バランスを崩して転倒し、腕の骨を折る大けがをしました。

男性は、一緒に登っていた仲間と、近くの常念小屋まで自力で移動し、宿泊しましたが、一夜明けた17日の午前4時半過ぎに、痛みが強いことから救助を要請したもので、午前7時半過ぎに県警のヘリコプターで救助され、松本市内の病院に搬送されました。

男性は、仲間と2人で16日に、安曇野市の一ノ沢登山口から1泊2日の予定で入山していました。