同じ気温でも湿度が重要な理由
同じ気温条件下で暑さ指数が最も大きく計算されるのは、「湿度が高くなる」時で、暑さ指数の計算式には、気温、湿度、日差しの強さにそれぞれ「1:7:2」という重みづけがされており、湿度の影響が特に大きいことがわかります。

湿度が高いと汗が蒸発しにくくなり、体に熱がこもりやすくなるため危険度が増すのです。今回の仙台は比較的カラッとした暑さになる予報で、警戒アラートは出ていないものの、環境省の基準によると熱中症への厳重な警戒は必要です。
熱中症対策は万全に
こまめな水分補給やエアコンなど部屋の環境を適切に整えるなど、熱中症対策を万全にして過ごすことが必要です。警戒アラートが出ていなくても、35℃の猛暑日には十分な注意が必要です。
特に、湿度が上がると体温調節が難しくなるため、気温だけでなく湿度にも注目して行動しましょう。