日本リーグから今シーズン新たに移行した日本最高峰のハンドボールリーグ、リーグHのブルーサクヤ鹿児島が、きのう15日、日本一を掴みました。

きょう16日はブルーサクヤから7人の選手にきていただきました。

昨日の決勝戦を振り返ります。

クラブ初のシーズン1位通過でプレーオフに進んだブルーサクヤ鹿児島。

(記者)「いつもより緊張感ある表情でアップする選手たち、声が会場に響いています」

相手は、日本リーグから10連覇中の絶対王者、石川。会場や霧島市からも声援が送られました。

序盤は、一進一退の攻防。ノーマークのウイングから笠。細かくパスをつないで得点します。

ボールを奪うと、体勢を崩しながら伊地知。決め切ってリードを広げます。しかし速攻で追い上げを許すと、前半終了間際、同点に追いつかれます。

後半、互いに譲らぬ展開の中、こぼれ球を逃さず、速い展開から服部。

託された金城。隙のない攻撃で得点を挙げ、リードは守りますが、最終盤でも大接戦に。

石川の猛攻を、全員で守り続けます。

日本リーグから数えて15年ぶりの頂点、新リーグの初代女王に輝きました。

(霧島市で応援)「すごい試合で感動した、優勝おめでとう!」

(金城ありさ選手)「長いシーズンの中で、チームが一丸となって、試合が増えた分、もっともっと強くなれた」

(宝田希緒選手)「1年間この瞬間を見るために頑張ってきた。優勝できてよかった」

(河嶋英里主将)「感じたことのない重圧があったが、(仲間が)一緒になって頑張ってくれたから、最後やっていて良かったと思えた」