高齢ドライバーの事故は増加傾向
各地で相次ぐ高齢ドライバーの事故。

筑紫野市では5月19日、小学生の集団に70代の女性が運転する軽乗用車が突っ込み、男子児童など5人が重軽傷を負いました。

6月5日には福岡市東区で、道路を横断していた女性が乗用車にはねられ死亡。92歳の男が逮捕されました。
こちらは福岡市東区で起きた事故の直前の映像。画面右下から出てきたのが男が運転する乗用車です。

右側から軽ワゴン車が来るのが見えますが、スピードを上げてロータリーに進入。
この直後、減速しないまま女性をはねました。
男は「自宅に帰る途中でスピードが出て事故を起こした」と供述しているということです。

福岡県内では今年、高齢ドライバーによる事故が先月末までに1802件発生。
このうち、「アクセルとブレーキの踏み間違い」といった操作ミスによるものは前年同月比で28件も多い210件にのぼっています。