16日、県内各地で今年1番の暑さを記録した鳥取県では、高齢男性が2人が熱中症の疑いで救急搬送されました。2人とも部屋で寝ていて動けなくなったということです。

午前8時半頃、倉吉市に住む87歳の男性が下半身の力が入らなくなり、自宅内のベッドから歩けなくなったと通報がありました。男性はエアコンのない部屋で寝ていて、就寝後水分は1度もとっていませんでした。搬送当時、意識はあり、命に別状はないということです。

また、午後1時半頃、鳥取市内に住む90代の男性も、自宅の寝室のベッドから動けなくなり病院に搬送され、熱中症と診断されました。男性は中等症だということですが、意識の有無については明らかになっていません。

17日からも引き続き厳しい暑さが予想されるため、我慢せずに冷房を使い、こまめな水分補給を心がけるなど、熱中症には十分ご注意ください。