大分市は朝から30度を超え2日連続の真夏日。低気圧や梅雨前線に向かって南から暖かく湿った空気が流れ込んだ影響で気温が上昇する一方、大気の状態が非常に不安定となっています。
(気象予報士・若林菜友さん)「雲が広がったり日差しが届いたりと変わりやすい空模様となっています。手元の気温計は35.1度を示していて、体にまとわりつくような暑さです」

大分市は午前8時にはすでに気温が30度を超え最高気温は猛暑日に迫る34.8度と2日連続の真夏日になりました。豊後高田市や佐伯市などでも34度まで上がり県内15か所の観測地点のうち13か所で真夏日となりました。
この暑さの影響で15日は7人、16日も午後5時までに熱中症の疑いで2人が病院に運ばれています。
(大分市の街頭)「すっごい暑いと感じます。湿気がすごくてクーラーなしではいられない感じです」「暑いです。ほんとうに暑くて。これからどうやって過ごしていこうみたいな感じでいます」
一方で大気の状態が非常に不安定となっていて、県内では16日夜にかけて局地的に雷を伴った激しい雨が降り警報級の大雨となるおそれがあります。
<雨の予想>(多い所)
16日に予想される1時間降水量
中部…20ミリ
西部…30ミリ
<雨の予想>(多い所)
17日午後6時までの予想24時間降水量
中部…40ミリ
西部…50ミリ
気象台は土砂災害に注意・警戒し、落雷や竜巻などの激しい突風に注意するよう呼びかけています。