■年末の“忘年会”どうする? 島根県知事が“異例のお願い”
井上キャスター:
ここから先、冬の忘年会、そして新年会シーズンになるわけですが、あるアンケート調査が行われました。
「忘年会について、対面での忘年会が開催されたら参加したいですか?」
日本フードデリバリー株式会社調査 対象:20歳以上の男女619人 期間:10月13~19日

「参加したい」…56.1%(去年から12.6ポイント増加)
参加したいという人のご意見
「1年の労をねぎらいたい」「職場内の結束が深まる」など
参加したくないという人の意見
「コロナへの感染が不安」「終業後に職場の催しものに時間を割きたくない」「気疲れして楽しめない」など
どんな形なら参加したいですか?
「プライベートであれば」「少人数であれば」など

井上キャスター:
そして、知事の発言を一つご紹介します。
島根県 丸山達也 知事(10月25日)
「地域や職場での忘年会・懇親会を11月中に実施していただくなど、飲食店を積極的・早期に利用いただきたい」

井上キャスター:
感染者がピーク時より大幅に減少し、飲食店を利用しやすい環境で、本格的な第8波の感染拡大「前」に分散させる狙いがある。忘年会を前倒しにして分散してもらえませんか?といったメッセージがありました。
ホランキャスター:
感染が増えてくると、矛先が飲食店に行ってしまうことが多いですけれども、もちろん感染した人がマスクもせずに大声で話したり、楽しく飲んだり食べたりしてると、感染のリスクがあるけれども、飲食店の営業を短くしていたときに感染の波が抑えられたかというと、結局波がやってきてしまった過去もある。これをすれば大丈夫という方法はないですよね。
スポーツ心理学者(博士) 田中ウルヴェ京さん:
今回もつくづくわかったのは、私たちにとっての健康は何かということと、コロナウイルスがまだまだ続くということの2つですね。ひとりひとりが健康とは何かを考えて、自分に合った予防をするということだけですよね。人様がどのような状況かわからない、年齢もおいくつかわからない、どのようなご病気かもわからない。「私は」今日どのようにするか。自分でしっかりやること以外ないといつも感じることです。
ホランキャスター:
これからの季節、こういうところを意識した方がいいということがありましたら教えてください。
鹿野 院長:
忘年会を含めて楽しみたいという方は多いと思います。環境をよくするとか、健康管理に気をつけるという従来の注意点に加えて、今は抗原キットが数百円で手に入るので、アプリを連動させて、例えば飲み会で集まるときに全員が抗原キットで陰性を確認して、アプリで見せ合って飲み会を始める。そういったスタイルも定着してもいいのかなと思っています。