南蔵王の源流で育まれた宮城県七ヶ宿町の特産品を多くの人に知ってもらおうと、ソバのゆうパックの発送式が行われました。
七ヶ宿町湯原(ゆのはら)のそば店「芭蕉庵(ばしょうあん)」で行われたゆうパックの出発式には、郵便局の関係者などが参加しました。
「七ヶ宿そば」のゆうパックはそばの乾麺の詰め合わせからそば粉のパンケーキミックスまで5種類が用意されています。

初出荷されたソバは、2023年10月に収穫したソバの実を、町内の雪室(ゆきむろ)に半年以上保管し、熟成することで甘味と風味が増しているということです。

出発式では約70箱が積み込まれて、全国各地に向け発送されました。
ゆのはら農産 山田益広 社長
「頑張ってるなと言っていただける商品を提供したいと思いますし、これが七ヶ宿のそばかという思いで食べていただければ」

七ヶ宿そばの受け付けは6月2日から簡易郵便局を除く県内の郵便局で始まっていて、2026年3月31日までとなっています。

郵便局では期間中、1500箱の出荷を目指しています。