県内の公立学校の教員採用試験の1次試験が行われました。今年の受験倍率は、小学校教諭が初めて1倍を下回ったほか、中学や高校などを含む全体も過去最低となっています。

教員採用試験の1次試験は、宮崎市内の2つの会場と、東京・大阪・福岡の3つの会場で行われました。

県によりますと、今年度は小学校教諭の受験倍率が0.9倍となり、初めて1倍を下回りました。また全体の受験倍率も2.1倍と過去最低を更新し、受験者数も883人と過去最少となりました。こうした受験者の減少に歯止めをかけようと、大学3年生らが1次試験の一部科目を先行して受けられる「チャレジ受験」が今年度初めて実施され、124人が受験したということです。

2次試験は、来月下旬から8月上旬までに行われます。